走行中にエンジン停止

今日のお仕事

今回はストリームの修理をさせて頂きました。

もう、この型のストリームを見る機会も減りましたね。

今回の修理は、走行中にエンジンが停止し、再始動後は走行可能になるという申し出でした。

入庫後、診断テスターでエラーの確認をしましたが履歴は無しでした。

お客様に詳しく問診をしてみると2か月間で3回ほど症状が出たとのこと。

不具合の状況は、

①晴れた日に30分くらい走ると症状が出て、エンジンをかけ直すと2回目までは普通に走れた。

②3回目は1時間くらい走ってコンビニに止まり、10分くらいしてからエンジンをかけようとしたがか からず、30分後くらいにようやく再始動できるようになった。

問診の内容から、エンジンの温度が上がれば不具合が起きそうだったので、水の携行と診断テスターを接続した状態で何日か走る事にしました。

お預かりした2日目にエンストの不具合が発生しました。

診断テスターのエラーコードも出力されて「TDCセンサー劣化」でした。

エンジンルームを水で冷やして、再始動可能になりました。

不具合の内容は、

センサーの劣化が原因でカムスプロケットの圧縮上死点の信号が読めなくなり、イグニッションコイルに点火信号を出せなくなったようです。

TDCセンサーはタイミングベルトケースの中にあり、隙間が広くないので、若干やりにくい作業です。

タイミングベルトのカバーを取り外せばセンサーは交換できますが、カバーを取り外すのにシリンダーヘッドカバーを取り外します。

ヘッドカバーのパッキンから、少しオイル漏れもあったからついでにパッキンも交換しました。

センサー換えて復元して完了。

問題なく走れるようになりました。

出張車検のセイビー

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