今回は車検でお預かりしたバネットのベルト交換をさせて頂きました。
アイドリング中、エンジンルームから「ギュルギュル」音が出てるとの事。
お預かりして、確認してみましたが確認できませんでした。
車検の点検で項目に沿ってチェックしていると、補器ベルトが劣化していました。
原因は、ベルトの様な気がします。
ベルトがかなり傷んでいるようで、山の部分の一部が切れています。
取り外してみたら、ゴムの弾力が全くありませんでした。
新品と並べてみても、溝の隙間も全然違う。
走行距離が21万キロを超えていたので、初めての交換やとしたら使い切った感じですよね。
何はともあれ、このまま放置してベルトが切れなくて良かった。
点検などでユーザー様に車の調子や気になるコトを訪ねるのですが、大半は「問題なし」と仰います。
もちろん、それはそれで良い事なんですが・・・。
メカニックは基準に沿って点検をし、点検をした結果お客様に追加の作業の必要事項や点検結果をお知らせします。
その結果、
何か潜在している不具合にメカニックも気付けない状態があるかも知れません。
逆に、些細な事でもお客様から申し出がある場合、点検をしながら申し出の内容を参考に重点的に不具合を探します。
そのことにより、不具合の早期発見やアドバイスが出来るようになりますので、
メカニックに「気になる事はありますか?」と聞かれたら、どんなに小さい事でも良いので伝えてあげて欲しいなと思います。
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